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monthly archive.April 2014

title.UNION WORKS新宿店(続き)

date.2014.04.15 category.WORK/INTERIOR COORDINATION

ユニオンワークス新宿店の作り込みの続きをご紹介。

この日おこなったのは、スチールウール研磨&ワックスがけ。
新規制作した大型什器に施工業者の手で施されたウレタン塗装は、ビカビカとした少々不自然なテカリ。
それを押さえ、アンティーク什器のような落ち着いた艶に調整するという特種な作業です。
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まずは、鉄の細かい繊維を綿にしたスチールウールという素材で、塗装面をやさしくこすって研磨していきます。
ビカビカした艶が序所にくもって、段々と塗装面が滑らかになって行きます。
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全体的にくまなく研磨を終えたら、もう一度磨き込んで艶を出します。
ここで使うのが、このビーズワックスです。
アンティーク家具のような独特の落ち着いた艶感を演出してくれます。
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今回は、ユニオンの若い男性スタッフにお手伝い頂きます。
私が加工方法を少し説明しただけで、皆さんすぐにコツを掴んで黙々と作業に打ち込んでいきます。
さすが、普段から難易度の高い繊細な靴の修理作業に従事されているだけあって、飲み込みが早いです。
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やはり、お店のスタッフさん達が店作りのプロセスに直接関わって行くのは大切な事のように思えます。
少しずつ少しずつ、お店に魂が込められていくようです。


これから、どんどん陳列什器や照明器具がセットされていきます。
楽しみです。



title.UNION WORKS新宿店

date.2014.04.06 category.WORK

新宿のオフィスビルの中空階にオープン予定のUNION WORKS(ユニオンワークス)
既に、渋谷 青山 銀座 川崎にお店を構える靴修理のプロフェッショナル店です。
オーナーの中川さんは、私がずっと昔からお付き合いさせて頂いている大切なお客様であり、尊敬する大先輩です。
今迄、長い歴史の中で多数のアンティークアイテムをご購入頂き、銀座店の内装設計とコーディネーションもご依頼頂きました。

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今回改装するのは、ごくごく普通のオフィスルーム。
弊社で内装設計と、アンティーク什器やインテリアアイテムなどの手配をさせて頂いております。
これが完成後のイメージパースです。
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大型のイギリス製アンティークシャツキャビネットなどは、まず国内外から探すところからスタート。
最終的には、小さなエレベーターに入れて搬入する為に、2分割(下写真の赤いライン)に加工して、
現場で組み立てられるようにカスタムします。
同時に、全体のインテリアに調和するよう色味も少し濃いめにアンティーク塗装で化粧し直して、
一つ一つの引き出しの調整や隠れた構造の補強もします。
アンティークの高いリペア技術が要求される瞬間です。
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建物の構造体である鉄骨柱に綺麗にフィットする形にオーダー制作した棚什器も完成。
3Dパース制作当初は、棚の背面は開口して沢山の光を取り込み、外部の景観も望める様に考えて
いたのですが、商品の日焼け防止と外部からのサイン計画を兼ねて背板を取付けました。
その分少し什器の高さを低めに調整し、什器上部からの採光を確保しました。
これだけでも昼間の間、室内に入り込む自然光による明るさが全く違います。
塗装も終了し、後は艶の調整とワックスを入れる作業。
微妙な違いですが、グッと雰囲気が出るひと手間です。
この作業は、近日中にユニオンワークスの若い男性スタッフに私が加工方法をお教えしながら
一緒に仕上げる予定です。
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棚什器の背面には、大通りからでもハッキリと店が見つけられる様に、ファサードの設えを。
ライティングもされてUNION WORKSの切り文字が浮かび上がりました。
雰囲気が出てきました。
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もう一息で完成です。
良いお店になる様に、最後まで気持ちを込めて頑張ります。

c:hord  瓦吹